Windows XPの画面が薄くなった!

ようやく夏休みも終わりましたね。長かったような短かったような。ちなみに大学は9月末まで夏休みです。昨日、ひさしぶりに(ほぼ2ヶ月ぶり!)授業をしたら、ひとりの生徒が「せんせー、なんか画面が薄い!」。えー、とおもってみてみたら、確かに薄い。こんなかんじ。

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図1. XPの画面がうすい! (イメージです)

同型機4台中、2台は正常、2台が薄く、薄い2台のうちの1台が重症です。はじめは液晶の故障かと思ったのだが、よくみるとマウスカーソルだけはっきり表示されている。液晶がわるいんじゃなさそー。というわけで、授業が終わったあと、原因を追及したのでメモしておきます。先に原因を書いておくと、このPCは東芝のJ61というノートPCでグラフィックチップにATI RADEON XPRESSがのってるんですが、このATIのドライバがおかしくなってたっぽいです。

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図2. コントロールパネル -> 画面 -> 設定タブ -> 詳細ボタン -> アダプタタブ
グラフィックアダプタはATI RADEON XPRESS 200M

直し方は簡単で、ATIのドライバの設定画面を出して、コントラストをなおせばいいだけです。順に見てみよう! まず、コントロールパネルの「画面」か、デスクトップで右クリックして「プロパティ」をえらんで画面のプロパティを出します。

ここで「設定」タブの「詳細設定」ボタンを押します。

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図3. 画面のプロパティ

すると次のような画面がでるので、ここでは「CATALYST(R) Control Center」というタブを押して、「ATI CATALYST(R) Control Center」というボタンを押します。

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図4. ATI RADEON XPRESS 200M Seriesのプロパティ

するとこの画面が出るので、「詳細」のラジオボタンを選択して、「次へ >」ボタンを押す。

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図5. ATI CATALYST Control Center – 基本

ここまできたらもう簡単。いっけん何も問題がないように見えますが、じつは「コントラスト」が狂っています。画面の表示では「コントラスト」が「100」になっているけど、実際の値は100じゃない。なので、100に再設定してやればなおります。

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図6. CATALYST Control Center

スライダーをいじるか、上下矢印をポチッとして、コントラストの値を99とかにすると、画面の表示が「正常」になります。そこでまず一度「適用」ボタンを押し、もういちどコントラストを「100」にもどしてふたたび「適用」ボタンを押します。それで「OK」ボタンをおして終了してください。Control Center君はコントラストが100に設定されているとおもいこんでいるので、100以外の値でいったん「適用」しないとふたたび100にはできません。というわけで、

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図7. なおったー

なおったー。しらなかったけど、ATIのユーティリティってけっこう高機能なんですねえ。ホゲるのは困るけど ^^;