Windows 10 で wake up on LAN を有効にする

2016年7月29日をまえに、職場のPCを48台ほどWindows 7からWindow 10へアップグレードしました。
いくつか問題が発生したのですが、そのうちのひとつがWindows 10にしたPCが「Wake up on LAN (WOL)を受け付けない」というものです。

図1. Windows 10へのアップグレードの様子

いろいろ試したのですが、結局、単に「Realtekのドライバをアップデートすれば直る」ということがわかりました。
手順は下記の通りです。

  1. 管理者権限でWindows 10にサインインする。
  2. スタートメニューを「右クリック」して「デバイスマネージャー」を選ぶ。
  3. ネットワークアダプタを開いてコントローラを右クリックし、「ドライバソフトウェアの更新」を選ぶ。
  4. 画面の指示に従って、ドライバソフトウェアを更新する。

図を付けるとこうです。

スタートメニューを「右クリック」して「デバイスマネージャー」を選ぶ。

ネットワークアダプタを開いてコントローラを右クリックし、「ドライバソフトウェアの更新」を選ぶ。

画面の指示に従って、ドライバソフトウェアを更新する。

完了 🙂

なお、Windows 10にアップグレードした直後が 2015年4月のバージョン、上記の手順で入るドライバのバージョンが2015年10月のもの、
Realtekからダウンロードしたドライバをインストールすると2016年4月のバージョンでした。きになる方は、Realtekから最新の
ドライバをダウンロードされるといいかもしれません。作業台数が多い場合もこの方が作業は楽だと思います。

Windows 10へのアップグレードのときにWindows updateをかけているのですから、最新のドライバをインストールしてほしいものですね…
なお、Windows 10にしたとき、した後のトラブルとしては下記のものがあります。

  • カスペルスキーがインストールできない
  • proxyの設定が有効にならない
  • wake up on LANができない (この記事です)
  • 「ストア」アプリで管理者権限がなくても、アプリをインストールできてしまう

おいおい記事にしたいと思います ^^;