今日はいい天気なので、サボって朝から吉田牧場に行ってきました。吉田牧場はおいしいチーズを作るので有名なところで、その名の通り牧場で牛を飼育してチーズを生産しています。このように牛を飼育する農家が作るものをフランス語で「fermier(フェルミエ)」というらしい。日本語でいうと「農家製」。吉田牧場のチーズは生産量が少ないのでなかなか手に入らないマボロシのチーズらしいです。その吉田牧場が吉備中央町にある! うちからかなり近い! いかなくては!
てなわけで、朝8時に家を出たのだが、はっきりした場所が分からない。住所と地図をみて、だいたいの見当をつけて近くまでやってきたのだが、なかなかみつからない。道の駅の地図をみたり、細い400番台の国道沿いにあった地図をみたりして、さんざんうろつきまわって、やっと見つけた…探してる途中になんども通った農道の横にあった! 到着時刻9:30!
しかし、チーズの販売は11時からだった!
まだ1時間半もある。しょうがないので、吉田牧場の近所にあるお気に入りの温泉に行くことにしました。ここはね、中国地方にしてはめずらしく硫黄のにおいがする、いいお湯が出るのだ。平日の昼間からこんなことでいいのか! もちろんいいのだ! でも他の客は誰もいませんでした。吉田牧場から車で15分ぐらいです。
誰もいない温泉にゆっくりつかって、吉田牧場にもどってきた。しかし、きがせいたせいか、11時の販売開始までまだ15分ぐらいありますよ。しょうがないので、そのへんをさんぽしてみました。まあ、ステキなこみち!
小径を歩いていくと、吉田さんの奥さんがむこうから歩いてきました。そろそろ販売の準備ですね。奥さんにあいさつして、さらにいくとウシさんたちが放し飼いになっていました。吉田牧場のチーズはこのオネエさまがたのおチチからできているんですねえ〜。ひろいところで放し飼いになっていて、かなりのんびりしてました。牧場は斜面になっているので、運動にもよさそうですね。
暑くなってきたら日陰にあつまってダラーンとしてました ^^; ちかくでみるとみなさんびじんの巨乳ぞろい! かぞえたら21頭いらっしゃいました。以前はご主人と奥様のふたりで飼育できるのは15頭が限界、とのことでしたが、最近はむすこさんもごいっしょにされているそうで、そのぶん牛をふやしているんでしょうか。
というわけで11時になったのでチーズ購入! 平日の昼間だと言うのに、11時にワタクシもふくめて3組もお客が来ていました。今日はフレッシュとラクレットと、カマンベールを買うことができました。パチパチ! しかし準備不足なワタクシは、クーラーボックスも、保冷バッグもなにももっていかなかったので、いただいた新聞紙でくるんで、急いでかえってきた! 道に迷わなければ吉田牧場から家まで40分で到着できました。ちかいね。ちなみに行きは倍以上かかりましたよ…
家に着いたらもう昼近かったので、バゲットと吉田牧場のチーズでヒルメシにしました。カマンベールを切ってみた写真が下の写真。
カマンベールはまだちょっと固いかなあ〜。固いのも好きだけどね。ふふふ。フレッシュはまだ冷凍状態だったけど、さわやかなかんじでうまいね! ラクレットはたぶん初めて食べたけど(おぼえてないだけかも)、セミハードだけどウオッシュみたいな香りがすこしして、とてもうまい。ふつうは(?)、暖炉か、暖炉がないワタクシのような家では専用の電熱器でとかしてたべるらしい。今回はそのまま切って食ったけど! いやーしかし、どのチーズもうまいね! また買いに行こっと。