iPod touch の firmware 1.1.1 がリリースされました

悪評高いiPhone用のFirmware1.1.1のリリースと同時にiPod touch用のFirmware1.1.1もリリースされました。iPod用のは別にアップグレードしても悪いことないようなので、アップグレードしてみました。

まず、iTunesの画面で「Upgrade」を押します。ポチ。

upgrade.jpg

図1. ここをポチッと

確認画面が出ます。アップデートの内容は「Bug Fixes」だそうです。自称iPhone問題もなおったんでしょうね。ちなみにあの画面は「パスコードロック」を「入」にして、パスワードを何回も間違えると出るそうです。手元では6回間違えたところ1分間使えなくなりました。

ipod-touch-update-1.1.1-bugfix.jpg

図2. iPod Software Update…Bug Fixes

それもぽちっとするとファームウェアのダウンロードがはじまります。図ではちょっとちいさくてみにくいですが、150MB程度です。けっこうでかい。

ipod-touch-update-1.1.1-2.jpg

図3. ファームウェアダウンロード中

ダウンロードされたファームウェアは ~/Library/iTunes/iPod Software Updatesの下に入ります。サードパーティー製ネイティブアプリケーションを入れる場合はこれを使うらしい。まだできないけど。

iPod-touch-firmware-1.1.1.jpg

図4. ファームウェア本体

そのあと「アップデートするけど準備オッケー?」みたいなダイアログがiTunes側で出て、iPod touchがMac OS Xの起動画面みたいなのになります。

updating iPod touch

写真1. アップデート中

おわるとふつうに起動するので確認してみると1.1.1に!

Version 1.1.1 (3A110a)

写真2. Version 1.1.1

で、なにがかわったかというと、よくわかりません。まあBug Fixだけだからね…

(08.2.4追記)
なお手動でファームウェアのファイルをダウンロードする人は、こちらにあるそうです。ご参考まで。

参考文献

    iPod touch のソフトウェアを 1.1.1 にアップデートする方法, Apple, 2007

FastladderにもiPhone/iPod touch用のインターフェースが!

livedoor ReaderにiPhone/iPod touch用のインターフェースがついた、という記事(参考文献[1])を読んで、わたしが愛用するFastladderにもついてないのかなー、とおもって試したら使えるみたいだったので書いておきます。

まずふつうのバージョンのFastladderをiPod touchでみてみる。

fastladder on ipod touch

写真1. iPod touchでふつうのFastladder

一応、ちゃんと動くんだけど、問題点がいくつかあります。

  1. ショートカットキーが使えない
  2. 右ペイン(記事画面)がスクロールできない

ようするにちゃんと記事が読めない! どうなってんのー。とおもってたら、参考文献[1]によると以下のURLで「livedoor Reader lite」が動くらしい。

えー、じゃあ、そういうアナウンスはないけど、ひそかにFastladderでもつかえたりして! と思って以下のURLにアクセスしてみた。

その画面がこれ。

fastladder lite on iPod touch

写真2. iPod touchでFastladder lite

おー、うごくじゃーん。ただ参考文献[1]にも書いてありますが、「新着チェック」用の簡易インターフェースなので、こちらから読んでも「未読」の状態のままです。正規のインターフェースから読まないと「既読」になりません。どんどんたまっていくー。並び順は「更新時期」のみです。そのなかから、フォルダーとレイティングで絞り込みができます。

いつものインターフェースと使い方が変わってしまうのでちょっと戸惑いますが、出先でちょっとだけチェックするのには使えるかもー。皆さんもつかってみよう!

参考文献

  1. iPhone/iPod touch対応の「livedoor Reader lite」, livedoor Reader 開発日誌, 2007

Apple iPod touch 16GB MA627J/A


iPod touchにネイティブアプリをインストールする方法…はまだ

先に書いておきますが、いまのところiPod touchにネイティブアプリをインストールすることは「できません」。現在の状況をまとめておきます。

iPhoneとほとんど同じでネイティブアプリのインストーラもそのまま使えるんじゃないかと期待されていたiPod touchですが、あんがい難航しているようです。

iPhone用のアプリケションインストールツールは、ホスト側(MacかWindows)で動かしてボタン1つで作業が完了するアプリケーションがあります(AppTapp, 参考文献[1])。使い方は参考文献[2]に詳しい。AppTappは(iPhoneの場合)ファームウェアが1.0と1.0.1と1.0.2に対応しています。ところが、iPod touchはファームウェアバージョンが1.1。そのままでは使えない。

Firmware Version 1.1

写真1. Version 1.1

AppTappをつかう簡単な方法ではなく、手動で行う方法(5-step hacking method)も参考文献[3]に書いてあります。この方法はまずファームウェアをダウンロードして(これはiTunesで「リストア」するとAppleのサイトからダウンロードされるらしい)これをつかうのだが、iPod touchではファームウェアの暗号化の方法が変わってしまい、使えないとのこと。

詳しくは参考文献[4][5]を参照いただくといいのですが、それに加えて通信コマンドも変更されている可能性があるとのことです。というわけで、解決にはまだ暫くかかりそうです。なお、噂されていたiPhone用の新Firemware(1.1.1)も公開されました(参考文献[6])。おそらくこちらもおなじ対策がされているでしょうね。ハッカー諸氏のがんばりに期待です。

なお、最新情報はiPod touch dev wikiをチェックするといいでしょう(参考文献[7])。iPod touchよりiPhone hackの方がより興味を引いているようなので、参考文献[8]のiPhone dev wikiもあわせてチェックするとモアベターよ。こっちのほうが詳しいです。

2007年10月8日の続報もあわせてどうぞ。監獄破りまであともうすこし!

参考文献

  1. installer.app beta
  2. 「iPod touch」に備える! iPhoneにネイティブアプリをインストール, マイコミジャーナル, 2007
  3. current iphone hack methods don’t work on iPod touch…but it wont’ be long, iPhone Atlas, 2007
  4. [Mac]iPod touch Hack難航中, べるべる研究日誌, 2007
  5. iPod touch のハックはむずかしそう・・・, maclalala, 2007
  6. Apple、iPhoneの大規模アップデート公開 – Wi-Fi Music Storeに対応, マイコミジャーナル, 2007
  7. iPod touch dev wiki
  8. iPhone dev wiki

関連記事

  1. iPod touchアプリケーションインストールガイド

iPod touch 到着! 開封!

だいぶ待ったような気がしますが、iPod touchが到着しました! さっそく箱を開けてみた!

まずヤマトがもってきてくれた状態。ふつうだ。

outer box

写真1. ヤマトさんがもってきてくれた状態

そのなかみがこれ。なんか適当なパッキングですが…納品書もぐにゃぐにゃにはいってた! よほど急いでいたのか?

inside of it

写真2. ぐにゃぐにゃなる納品書

パッケージはこんな感じ。紙製の箱にラップがかかっているんですが、適度な重量感と、すてきなセンス、高級な質感でどきどきします。かなりちからがはいってますね。

8GB

写真3. パッケージ

これは家電や電話のパッケージの品質ではないよね。どこかでこれと似たようなパッケージをみたような気がするなあ、とおもって考えたのだけども、これと似ている。

ALLURE + iPod touch

写真4. ALLUREとiPod touch

写真はCHANELのALLURE HOMME SPORTSというオードトワレですが、パッケージの色は違うけど、重量感、センス、質感ともかなり類似性を感じます。両方とも、パッケージだけでかなりうれしくなる。うまいよねえ。このサイズのアリュールオムスポーツは5000円ぐらいですから、パッケージでどきどきするだけならシャネルのほうがiPod touchよりお得なかんじ ^^;;

しかしかねさえかければいいかというと、やっぱりそうでもなくて、同じぐらいかそれ以上にパッケージにオカネがかかってるなーとおもったのはこれ。

honeyed korean red ginseng

写真5. キンキンキラキラ朝鮮人参

お土産でもらった朝鮮人参の蜂蜜漬けなんだけど、このパッケージも驚くほどよくできていた。捨てるのもったいないぐらい。朝鮮人参の値段は知りませんが、貧相な黒色のまずくて苦いサツマイモのできそこないみたいな中味よりは、このパッケージのほうが高いんじゃないか、とおもうぐらいオカネがかかってるかんじでした。しかし、センスはない! まったくない ^^;; 重さも軽くて密度感がないしねえ、ってそれは商品の特性上しょうがないかもしれないけど。

というわけで、楽しい楽しいパッケージの話はつきませんが、中味を見てみよう。付属品はこんな感じ。うえから、スタンド、Dockアダプタ、イヤフォーン、USBケーブルです。一番うえのちいさい透明な「スタンド」は、机の上において使うような場合に、iPod touchを保持して画面をみやすくするものみたいです(参考文献[1])。ゴミと間違って捨てないようにしよう! わたしは実際捨てかけましたよっ ^^;

付属品

写真6. iPod touch 付属品

というわけで本体です。写真そのものはもうあちこちでみられますからなんということはありませんが、実物は薄く、重量感があり、かなり高級っぽいです。

touch it
backside

写真7,8 iPod touch 表裏

次回は電源いれるところからの予定!

参考文献

  1. iPod touchに付属する「スタンド」ってなに!?, iPod情報局(DIGITAL ARENA), 2007

Apple iPod touch 16GB MA627J/A


日本でもiPod touch出荷開始!

残暑のきびしい今年の9月、あてくしはWindows Vista + Windows Server 2003と格闘していたため(正確にはWindowsじゃなくてその納入業者と…)、この1週間で2kgもやつれてしまいましたが、皆さんはいかがお過ごしでしょうかー。

webのapple storeで注文すると発送が9月28日(参考文献[1])で、実際の日本での販売開始は20日だとも21にちだともうわさされていたiPod touchですが、本日下記のようなメールが来ました。

オンラインのApple Storeをご利用いただきありがとうございます。

本日オンラインのApple StoreはiPod touchの出荷を開始いたしました。ご注文が成立した順に、9月28日までに順次出荷を行いますので、製品到着まで今しばらくお待ちください。

出荷の際には、改めて出荷メール(「Shipment notification for order #7XXXXXXX」というタイトル)でご連絡いたします。また、ご注文状況の確認ページ(www.apple.com/JapanOrderStatus)でも出荷状況をご確認いただけますので、ぜひご利用ください。

このメールがきたのが昼ごろで、さらに「Shipment notification for order #7XXXXXXX」というタイトルのメールが(#7XXXXXXXには実際にはオーダー番号がはいります)午後8時42分ごろきました。おー、とおもい、アップルストアで確認してみると以下のような表記に!

ipodtouchorder.jpg

図1. Shipped on: Sep 22, 2007 via YAMATO TRANPORT CO.LTD

画像では消してありますがヤマトの問合せ番号が書いてあったので、何時ごろ発送したのかしらべてみたところ、

yamato-ipodtouch.jpg

図2. お品物をお預かりいたしました

発送は17:36かー、明日にはつくかも! たのしみですねー。Apple Storeの店頭でも販売が開始されてるんでしょうか?

9/23昼ごろ追記

yamatoipodtouch2.jpg

図3. 岡山に到着

朝には岡山に着いたみたいです。今日中には配達されるかなー?

参考文献

  1. iPod touchの出荷は9月28日納期は10月2日!, がんちゃんのブログ, 2007

わたしはiPhone? iPod touch?

9/6にiPod touchが発表されてから、iPhoneとiPod touchがどこまでおなじで、どこがちがうのかあちこちでさまざまな憶測がされてきました。9/13(現地時間)にはアメリカのApple Storeで販売が開始され、翌日には分解写真も公開さたので、だんだん真相があきらかになりつつあります。そんな中、iPod touch本人から衝撃的な告白が。

以下の写真はflickrより。


写真. 自らをiPhoneと名乗るiPod touchさんたち

どうやらすくなくともiPod touch本人は自分のことをiPhoneだと思っているみたいです。上記写真はパスワードでロックした時の画面みたい。まあ、そのうちソフトウェアアップデートで修正されちゃうんでしょうけど ^^;

参考文献

  1. アップル、iPod touchを発表
  2. iPod touch発売開始
  3. iPod touch(の分解写真), ifixit, 2007
  4. 実はBluetooth搭載?, engadget japanese

toto BIGキャリーオーバー中

2001年以降ではじめて年間売り上げ目標を上回ったtotoですが、ことし導入したtoto BIGのおかげだそうです。組み合わせを自動的に決めてしまうtoto BIGはふつうのtotoとはかなりおもむきが違いますが、toto BIGをきっかけとして、サッカーに興味を持ってくれる人が増えるといいですね。

そのtoto BIGですが、8/25,26の第299回から3回連続で1等がでなかったため、現在キャリーオーバーが687,186,960円になっています。次は6億円がでるかも! というわけで、わたしも買ってみた。前回買ったtoto BIGは見事に外れましたが、今回はどうかなー。5口かいましたが、こんな感じです。楽しみですね。

totoBIG.jpg

図1. 今回購入のtoto BIG

参考文献

  1. toto BIG前回の結果
  2. toto BIG オフィシャルサイト

iPod touch 販売開始!

webのapple storeで注文すると発送が9月28日(参考文献[1])のiPod touchですが、世間ではそろそろ発売が開始されているみたいです。参考文献[2]によると、すでに購入したひとが!

参考文献[2]で紹介されているひとのflickrの写真。






写真1. joshmobleyさんのiPod touch

ほかにもflickrに写真を載せているひとが! Apple Storeのものとみられるビニール袋付き!







写真2. dotbenさんのiPod touch

いっしょにうつっているコインをみるとアメリカの方みたいですね。まだまだありますよー。



写真3. bkosh84さんのiPod touch


写真4. ミセスNodedのiPod Touch


写真5. iLoungeさんのiPod touch


写真6. jaydon34さんのiPod touch


写真7. nickstarrさんのiPod touch

うらやましい! もしかして、日本のアップルストアでも今日あたり売ってませんかね? あとは、通販の分も前倒しで出荷してもらえるといいですねー。

参考文献

  1. iPod touchの出荷は9月28日納期は10月2日!, がんちゃんのブログ, 2007
  2. iPod touch はやくも販売開始, Engadget japanese, 2007
  3. iPod touch!, joshmobley’s photos on flickr, 2007
  4. iPod Touch: Unboxing, dotben’s photos on flickr, 2007

Nokiaの電池BL-5Cの障害対策品が送られてきた

燃えると話題の松下製のノキア携帯電話用電池ですが、先日交換用のものがノキアからおくられてきました。参考のため(?)、お手紙をのせておきます。

nokia-battery001.jpg

写真1. 「ノキア製品に関するお知らせ」について

nokia-battery002.jpg

写真2. ヤマト運輸宅急便を利用した回収のお知らせ

新しいのをおくるので、古いほうを着払いで送れ。ってことですね。で、肝心の電池ですが、回収されるほう(古いほう)の写真を撮るのを忘れた! ^^;; ので新しいほうの写真しかありません。

Nokia 6630 (Vodafone 702NK)

写真3. Vodafone 702NK (Nokia 6630)と新しい電池 BL-5C

表側には対策品の識別のためか、白い丸シールが貼られていました。

nokia 6630 702nk BL-5C battery

写真4. 交換後の電池の裏側

古いのは電池に印刷されている説明が日本語だったのが、新しいのでは英語になっていますね。型番は同じBL-5Cです。あたりまえか!

なんか電池のもちが悪くなってきた気がしていたので、そろそろ新しいのかおうかなあ、とおもっていたところでした。もうけた! ^^;

Call for Papers and Invited Sessions Proposals WM-SCI

先日、メールでわたしのところにCall for Papers(論文募集のお知らせ)が来ました。まあそれ自体は特におかしくもない。ふつうはメーリングリストとかに出すのだと思うが、わたし個人あてに(ちゃんと本文にわたしの名前が書いてある)きたのがちょっとめずらしいかなあ。それによると、

We invite you to submit a paper/abstract to the 12th World Multi-Conference on Systemics, Cybernetics and Informatics: WM-SCI ’08 (http://sciiis.org/WM-SCI08). It will take place in Orlando, Florida, USA, on June 29th to July 2nd, 2008.

とのことだが、このWM-SCIっていう国際会議はよく知らないので、ちょっとしらべてみた。しらべるといってもグーグルするだけだけど。まず(?)wikipedia。WMSCI
によると、

WMSCI’s acceptance policy is far more liberal than that of most major computer science conferences, and it has been criticized by some academics who feel its quality threshold for acceptance is too low and its stated mission (“a forum for focusing into specific disciplinary research, as well as for multi, inter and trans-disciplinary studies and projects”, according to the 2005 WMSCI website) too opaque. WMSCI has also been accused of using spam to advertise its conferences.

要約すると「論文の受理基準が低すぎる」「会議の目的が不明瞭」「スパムで広告してる」の3点。なんだー、スパムだったのか! ^^;

「論文を受理する基準が低すぎる」っていうのは、だせばなんでも通ると言うことです。ホンマカイナ、とおもうわけですが、おなじwikipediaの他の記事「SCIgen」によると、SCIgenっていう、科学技術論文「みたいな」ものを自動生成するプログラム(もちろん出力された論文は「無意味」)で生成した無意味な論文を投稿したら、WM-SCI2005に通ってしまった! おそろしい! ^^;;

通った、といっても論文を査読にまわしたら期限までに戻ってこなかったので「査読なし論文」として採録された、ということらしいです。しかし査読されていない論文を載せるってのもどうかと思うなあ ^^;;

きくところによると、アメリカでは大学でテニュア(終身在職権)をとるには「国際学会」を主催していること、と言うのがよくある条件らしくて、それでいろんな学会がたくさんできるんだとか。大学の先生も大変だね ^^;;