このワークステーションとプライマリ ドメインとの信頼関係に失敗しました

筆者のところでは、Windows 7をAD環境下で使用しております。たてつづけにそのうちの2台ほどで、ユーザーがログオンできなくなるという現象が発生しました。ログオンしようとすると次のような画面が表示されます。

このワークステーションとプライマリ ドメインとの信頼関係に失敗しました

ユーザーがログオンできなくては、どうにもならないので何とかしなくてはなりませんが、調べたところ次のような対処をすればいいようです[1]。

  1. 新しいローカル管理者アカウントを使用して、コンピューターにログオンします。
  2. [スタート] ボタンをクリックし、[コンピューター] を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
  3. コンピューター名の横にある [設定の変更] をクリックします。
  4. [コンピューター名] タブで、[変更] をクリックします。
  5. [所属するグループ] 見出しの下で、[ワークグループ] を選択し、ワークグループ名を入力して、[OK] をクリックします。
  6. コンピューターを再起動するかどうかを確認するメッセージが表示されたら、[はい] をクリックします。
  7. [コンピューター名] タブで、[変更] をもう一度クリックします。
  8. [所属するグループ] 見出しの下で、[ドメイン] を選択し、ドメイン名を入力します。
  9. [OK] をクリックし、ドメイン内でアクセス許可を持っているユーザーの資格情報を入力します。
  10. コンピューターを再起動するかどうかを確認するメッセージが表示されたら、[はい] をクリックします。
  11. コンピューターを再起動します。

長くてよくわかりませんが ^^; 要は

  1. そのPCローカルの管理者アカウントでログオンする (ドメインのアカウントはログオンできないので) 。
  2. いったんドメインから抜ける。再起動。
  3. ドメインに入り直す。再起動。

ということですね。当たり前と言えば当たり前の対処法です。知りたいのは、「なんで『このワークステーションとプライマリ ドメインとの信頼関係に失敗』するのか」ってことなんですけど、それはわかりません ^^;

とりあえずこれでログオンできるようになったのでよしとします ^^; windowsは難しいっすね…

Reference

  1. “このワークステーションとプライマリ ドメインとの信頼関係に失敗しました” エラーが Windows 7 を搭載しているコンピューターにログオンすると表示される, Microsoft Support

SPAM

emailがSPAMであふれて正常な運用を妨げるようになったのは、20世紀の最後の数年だったと記憶しています。

現在、わたしのgmailのアカウントでは、スパム判定されているのが800件ぐらいあります。30日たつと自動で消去されますから、30日で800件、1日25件程度と言うことになります。一時期は1日200件はSPAMが来ていたので、そのころから比べるとずいぶん減ったと思います。SPAMそのものが減ったのではなくて、怪しいメールはそもそもgmailが受け取らないようにしているようなので、実際にはこれより多いかもしれません。

SPAMの件数

97年ごろの機械学習によるSPAM判定の最初期には、SPAM ASSASSINなどのベイジアンフィルタを自前で運用して避けていましたが、利便性や精度の点で、もはやgmailのスパムよけがないとメールは運用できない感じです。とくに、長く使っているメールアドレスにはSPAMがたくさん来るので、その傾向が強い。googleのスパムよけは強力なんだけど、誤判定が結構あって、メールが紛失するのが難点です。とくに、logwatchや、新聞、Gunosyなどの毎日来るメールがSPAMに落ちていたり、そもそも受信していなかったりします。

Financial Timesのメールがスパムに

というわけで、GoogleにSPAM判定されたメールを顧みることは通常ありませんが、必要なメールがSPAM判定されていないか、たまには確かめたほうがいい感じです。

そのついでにSPAMもたまには見てみると面白いです。たとえばこれ。

SPAMの例

たぶん日本人が書いたメールではないですよね。意味もわかりませんが、少し前に「おまえはMicrosoft Awardに当選したので、手続きをして賞金を受け取れ」というような英文のスパムがはやっていた[1]ので、そのパクリだと思われますが、不完全です。webサイトも書いてありませんし。

ということで、もはやメールは「確実な伝達手段」ではなく、「送っても、高い確率でどこかに消えてなくなる可能性がある」メディアになりました。Googleもemailの再発明をしようとしていましたが[2]なかなかうまくいきませんね。カジュアルな連絡はLINEなどのIMに置き換わりつつある印象があります。ビジネスはまだemailですが、不特定の人から(たとえばどこかで名刺を渡した人から)メールをもらうような場合には、どこかに消えてしまう可能性が高いので要注意です。

参考文献

  1. Scam email received from microsoft award promotion 2011?, Microsoft Community
  2. Google Wave: Google Tries to Reinvent Email

Google+の閲覧数

数日前から、Google+のユーザープロファイルのページに、閲覧数が表示されるようになったようです[1][2]。Techcrunchによると「Google+なんか誰も見てないと思ってるだろー、そんなことないですよー、ほーらこんなにみられてるんだよー、Google+すごいよねー、つかいたいよねー、みなおしたよねー」ということらしい。なるほど。

どれぐらいみられているものかと言うと、たとえばGoogle Glassのページ。

2014年4月4日現在、Google Glassのページ

フォロワーが63万、9700万 views です。なるほど。で、わたしのはどんなもんかなー、と思って私のプロファイルを見てみると。

2014年4月4日現在

フォロワー数84、1200万views ^^; なにげに多い。なにが見られているのか気になりますが、これ以上の細かいことはわからないようです。Google+の中だけでこんなに見られたとは思えないので、なにかがGoogleの検索結果の上位のほうに表示されたんでしょうか。なんなんでしょうか。わかりません ^^; なんだかよくわかりませんが、たしかに「Google+見直した」と言う感じはします ^^;

あなたのGoogle+の非閲覧数はいくつですか?

参考文献

  1. Google+ Adds Total Content View Counts To Profile Pages
  2. Google Plus adds view counter to profile pages. What’s your number?

MOLESKINE

2年ほど前から、モレスキンに車の燃費をメモしています。サイズはポケットで、スクエアードです。

モレスキンスクエアードノートブックポケット

以前も燃費を記録ししていたことがあったのですが、適当な小さいノートを使っているとどっかにいってしまうんですよね。
正直なところ、モレスキンは「とても」高いのですが、装丁がしっかりしていて存在感があるので、紛失する恐れが少ないです。
ノートの装丁はあまり気にしたことがなかったのですが、使い捨てにせず、継続して使用し保存する用途の場合には、非常に重要で
あるということがわかりました。外山滋比古も似たようなことを書いていますね。

また、わけあって2012年は私としては相当な距離を走ったのですが、それでも2年で5ページほどしか使いませんでした。
モレスキンポケットは190ページぐらいありますので、この調子でいきますと、190*2/5 = 76年分ぐらいあります ^^;
18歳で免許をとって、すぐにモレスキンを使いはじめても、たぶん一生分あります。そう考えるとあまり高くないかも。

ただ、モレスキンは万年筆でかくと、裏抜けがすごいんですよね。インクやペンをいろいろ工夫している人もおられますが、
私はすなおにあきらめて、Bicオレンジか、HI-TEC-Cの0.3で書いています。

さくらVPSにzncをインストール

以前、自宅のPC (MMX 133MHz!) でNetBSDを運用しておりまして、
その上でIRCゲートウェイ(というのかプロキシーというのか)を走らせていたんですが、
ずいぶん前に雷でマシンごとやられまして、そのままになっていたのを急に思い出しました ^^;

今度はさくらVPSにインストールすることにして、
ゲートウェイはどれにしようか悩んだのですが、最近はtiarraよりzncのようなので、
zncにしてみます。以前動かしていたのはなんだったかもう思い出せませんでした。年か ^^;

CentOSはyumでzncを入れればいいです。epelに入っているみたいです。

$ sudo yum -y install znc
...(略)...
Installed:
  znc.x86_64 0:1.2-1.el6                                                                                                       

Complete!

というわけで、znc 1.2 がインストールできました。単に

$ znc

と起動してやると、かってにバックグランドで起動します。起動する前に設定を
しなくていはいけませんが、–makeconf をつけて起動すると対話的に
設定を作ることができます。

$ znc --makeconf
[ ok ] Checking for list of available modules... 
[ ** ] Building new config
...(略)...

設定は適当にやりますが、zncでは複数のユーザーを作成することができます。ひとつzncを起動するだけで、
複数の人からの接続を許すことができます。最近のバージョンでは、ひとりのユーザーにつき、複数のネットワーク
(IRCサーバー)を指定することができ、同時にあっちのサーバーとこっちのサーバーにつなぐことができます。
主な設定を抜粋しておくとこんなかんじ。

[ ?? ] What port would you like ZNC to listen on? (1025 to 65535): 6667 
       ↑クライアントがzncに接続するポートの指定

[ ?? ] Would you like ZNC to listen using SSL? (yes/no) [yes]: yes
       ↑クライアントとの接続にSSLを使うか (yesにしました)

[ ?? ] Would you like to create a new pem file now? (yes/no) [yes]: yes
[ ok ] Writing Pem file [/home/iwa/.znc/znc.pem]... 
       ↑pemファイルを作るかどうか (作ります)

[ ?? ] Would you like ZNC to listen using ipv6? (yes/no) [no]: no
       ↑ipv6 は無効に

[ ?? ] Listen Host (Blank for all ips): 
       ↑ブランクでいいみたい

[ ** ] -- Network Modules --
...(略)...モジュール類はぜんぶnoにしておいて、あとから追加すればいいでしょう。

[ ** ] Now we need to set up a user...
       ↑ユーザーの作成をします

[ ** ] 
[ ?? ] Username (AlphaNumeric): hoge
[ ?? ] Enter Password: 
[ ?? ] Confirm Password: 
       ↑クライアントがzncに接続するユーザー名とパスワード

[ ?? ] Would you like this user to be an admin? (yes/no) [yes]: yes
       ↑クライアントがzncに接続するユーザー名とパスワード

[ ?? ] Nick [hoge]: kenic
[ ?? ] Alt Nick [kenic_]: kenip
       ↑IRCのニックの指定

[ ** ] -- IRC Servers --
[ ** ] -- Channels --
       ↑大胆に省略しますが、IRCサーバーとチャンネルを指定します。複数指定できます。

[ ** ] To connect to this ZNC you need to connect to it as your IRC server
[ ** ] using the port that you supplied.  You have to supply your login info
[ ** ] as the IRC server password like this: user/network:pass.
[ ** ] 
[ ** ] Try something like this in your IRC client...
[ ** ] /server  +16668 iwa:
[ ** ] And this in your browser...
[ ** ] https://:16668/
       ↑注意がきです

[ ?? ] Launch ZNC now? (yes/no) [yes]: yes
       ↑yes ってすると起動します。

できた設定は ~/.znc/configs/znc.conf に書かれています。これを手で書き換える場合は次のようにします。

IRCクライアントで /znc SaveConfig
~/.znc/configs/znc.conf を編集
IRCクライアントで/znc Rehash

複数のネットワークを指定したばあいは、クライアントはどのネットワークを使いたいか、
指定する必要があります。ネットワークの指定(切替)は、クライアントから /znc jumpnetwork
でネットワークをそのつど切り替えるか、クライアントの接続の設定で、パスワードに
「user名/ネットワーク名:パスワード」として、あらかじめネットワークを指定するかします。
ここのところが良くわからなくて少し悩みました。よくみたらちゃんとメッセージが出てたんですけど。

moduleはいろいろあるみたいですが、とりあえずlogぐらいはとるようにしたいです。IRCクライアントから
ロードできます。 /znc loadmodule log としさえすれば、あとはかってに ~/.znc/users/hoge/moddata/log/
の下に、チャンネル別、日付別にログができます。便利です。

その他、くわしいことは /znc help でわかるみたいです!

参考文献