ウメボシのタネはプライヤーで割ろう

わたし、お弁当のご飯にウメボシが乗ってるのがすきで、いつもウメボシを乗せてるんですけど、そのウメボシのタネは、いつも捨ててたんですよ。ところが、卒業生が「先生、ウメボシのタネの中身、食べないんすか」というから、そうだなあ、食べようかなと思いまして。

その卒業生 (若い女性) は「歯でバキイ〜って割るんすよ、先生、それぐらいいけるっすよ」っていうんだけど、わたし、歯のほうが割れそうだから^^; ペンチ買ってきたのね。100均で。


ところが、これがなかなか割れない。割れるんだけど、相当気合入れて、キエエエエ、アチョーーーー、とかやらないと割れない。わたし結構握力あるんだけど。50kgぐらい? 割れたら割れたで、すんごい勢いで割れるから、何もかもが3mぐらい飛んでいくので、探すのが大変なんですよ。タネの中身を。


うまく割れないなあ、もっと大きいペンチが必要なのかなあ、なんて考えてたんですけど、ふと思い出してみると、わたしの父はよくウメボシのタネを割って食べてましたけど、そのときは「プライヤー」を使ってたなあ。正式名称はなんですかね、コンビネーションプライヤー?


私が幼かった頃は、うちにある「ペンチ」はこの「プライヤー」だけだったので、長い間、なんとなく「うちにあるダサいバージョンのペンチ」としか認識してなかったんですけども。今の家にも、どこで入手したかわからない、いかにも工作精度の低い、やすそうなコンビネーションプライヤーを見つけました。それで、このコンビネーションプライヤー、開きが調節できるんですよ。これが閉じた状態。


それで、これが開いた状態。


この、開きが大きい状態ではさんでぐいっとやると、


あら簡単に割れる。パキイ。


わたしの父は正しかった^^; みなさんも、ウメボシのタネを割る時は、コンビネーションプライヤーを使われてはどうでしょうか^^;


オイチイ ^^;

Windows 10 で wake up on LAN を有効にする

2016年7月29日をまえに、職場のPCを48台ほどWindows 7からWindow 10へアップグレードしました。
いくつか問題が発生したのですが、そのうちのひとつがWindows 10にしたPCが「Wake up on LAN (WOL)を受け付けない」というものです。

図1. Windows 10へのアップグレードの様子

いろいろ試したのですが、結局、単に「Realtekのドライバをアップデートすれば直る」ということがわかりました。
手順は下記の通りです。

  1. 管理者権限でWindows 10にサインインする。
  2. スタートメニューを「右クリック」して「デバイスマネージャー」を選ぶ。
  3. ネットワークアダプタを開いてコントローラを右クリックし、「ドライバソフトウェアの更新」を選ぶ。
  4. 画面の指示に従って、ドライバソフトウェアを更新する。

図を付けるとこうです。

スタートメニューを「右クリック」して「デバイスマネージャー」を選ぶ。

ネットワークアダプタを開いてコントローラを右クリックし、「ドライバソフトウェアの更新」を選ぶ。

画面の指示に従って、ドライバソフトウェアを更新する。

完了 🙂

なお、Windows 10にアップグレードした直後が 2015年4月のバージョン、上記の手順で入るドライバのバージョンが2015年10月のもの、
Realtekからダウンロードしたドライバをインストールすると2016年4月のバージョンでした。きになる方は、Realtekから最新の
ドライバをダウンロードされるといいかもしれません。作業台数が多い場合もこの方が作業は楽だと思います。

Windows 10へのアップグレードのときにWindows updateをかけているのですから、最新のドライバをインストールしてほしいものですね…
なお、Windows 10にしたとき、した後のトラブルとしては下記のものがあります。

  • カスペルスキーがインストールできない
  • proxyの設定が有効にならない
  • wake up on LANができない (この記事です)
  • 「ストア」アプリで管理者権限がなくても、アプリをインストールできてしまう

おいおい記事にしたいと思います ^^;

Apple Watch の日の入と日の出の時刻が表示されないときはiPhoneの電源をON/OFFしてみるとよいです

また、前回の記事から期間があいてしまいました。みなさんこんにちは。で、Apple Watchを買ったんですけど、これは非常に時計です。当たり前なんだけど。iPhoneは「携帯電話だ」ということになってたけど、あれは電話と言うより「インターネットに常時接続された持ち運び可能なコンピュータ」で、電話ですよ、っていうのは何と言うかちょっといいわけみたいな感じだったんですが、Apple Watchはいまのところ時計です。いわゆるスマートウオッチの類は、ガジェットではあるんだけれども、着け心地や質感などが時計とは言えないようなものが多かったように思うんですが、Apple Watchはまさに時計です。なかなかいいです。

で、楽しく毎日つけているんですが、フェイスはMODULARってのがいちばんいいように思いました。下の写真のこれがMODULARです。

図1 Apple WatchにMODULARのフェイス

表示はカスタマイズできるのですが、私は、右の下に日の出、日の入の時刻を表示させているのですが、たまに表示されなくなってしまいます。写真がちょうど表示されなくなったところです。困った。こまって、Googleしてみると、

図2 Googleしてみると!

みんな表示されなくて困っているようです ^^; で、いろいろ試したんですが、どうも、一度 iPhoneとの接続が外れるとよいようです。したがって、iPhoneの電源をOFF/ONするとよい。ちょっと条件を詰め切れなかったので、これで十分かどうかちょっと確信が持てませんが、たぶん大丈夫。iPhoneの電源だけでダメな場合は、BluetoothのOFF/ONが必要かも。Bluetooth OFF → iPhone OFF → iPhone ON → Bluetooth ON という手順でやらないとだめかも。「なおらねえよ」っていう方は、ぜひおしえてください ^^; こちらでは、もう治ってしまったので追試ができません…

図3 なおりましたー

ということで、「Apple Watchの日の出、日の入時刻が表示されなくなったら、iPhoneの電源をON/OFFするとよい」よろしくお願いします ^^;

おいしい干し柿の作り方2014

以前投稿した干し柿ですが、
ことしも作りました。くわしくはこちらのとぅぎゃったーまとめ干し柿つくるよーを見てください。

…ではさすがに手抜きか ^^; 要は皮をむいて、干せばいいのです。まず、柿を用意します。

図1. 用意した柿。10kg弱で1000円。

そして、このヘタを手でとり去ります。

図2. 除去前のヘタ

とり去るとこうなります。

図3. 除去後のヘタ

柿の皮はピーラーではむきにくいですね。皮が比較的しっかりしていて、実が柔らかいことが多いからでしょうか。したがいまして、包丁でむきます。わたしは包丁はぺティナイフがすきで、ふだんはほとんどこれを使っています。カボチャを割るような時は大きいのを使いますが。

図4. 愛用のぺティナイフ

まずヘタのまわりの皮をむきます。

図5. ヘタ周りの皮をむいたところ

そのあと、全体に皮をむきます。

図6. むきます

要は、とにかく皮がむけていればいいのです。

図7. むけた柿

多少の打ち身や熟しすぎがあっても問題ありません。どうせ乾きます ^^; ただし、かびていたり、おいしくなさそうに傷んでいるものは除きます。

図8. 打ち身? で柔らかくなっている様子

むけましたら干します。

図9. むけた柿10個

麻紐でも、ビニールのひもでもなんでもOK。先端の柿はツルに結びます。

図10. 先端の柿をひもで縛ったところ

とちゅうの柿はツルにくるっと回すだけでOKです。自重でとまります。

図11. 途中の柿はツルにくるっとまわすだけ

5つぐらい結んだら、物干しざおにでもつるします。

図12. 豊かな実りの秋

1箇月も干しておけば十分食べられるでしょう。10日ぐらいたったところで、もんで柿の繊維を切っておくと柔らかくて食べやすいようです。ついでにちょっとナイフで切れ目をいれて、種を出しておくとなおよいです。

Yosemite の Japanese IM でちゃんとした文字を入力するための用 Kenic Patch

OS X 10.10 Yosemiteがリリースされてしばらくたちましたね。皆様いかがお過ごしでしょうか。
Yosemiteでは「ことえり」はことえりではなく「Japanese IM」という名前になったようです。
ことえりという名前はけっこう歴史のあるものだったので、ちょっと寂しい感じもしますが、まあ中身は同じだからね。

というわけで ^^; Yosemite用のkenicパッチはまだないのーと言われていたのですがやっとできましたのでおしらせします ^^;

「なんだよそのkenicパッチってのは」というかたのために解説いたしますと、これは記号やスペースを「ちゃんとしたほう」の字で打つためのパッチです。
たとえば「{」は日本語を入力中でも変な文字の「{」じゃなくてちゃんとした文字の「{」で打ちたいのですが、デフォルトの状態だと変な方がでちゃいます。
いちいちちゃんとした方の文字(いわゆる半角)にするには、変換するか、いったん日本語入力をオフにする (英語とかに切り替える) 必要があります。
めんどくさいですね。それが、このKenicパッチを当てておくと、日本語を入力中でもちゃんとしたほうの文字が出ます! なんと便利なことでしょうか。

このKenicパッチの対象バージョンはOS X 10.10以降 (Yosemite)です。

インストール手順は以下の通りです。

  1. KenicPatchYosemite.dmgをダウンロードする。
  2. 開くとこうなります。中にある KenicPatch.pkg をダブルクリックします。
  3. インストーラーが起動するので指示に従います。最後に再起動して終了です。

今回はGatekeeperに対応しました。私の開発者IDで署名してありますので、特にセキュリティの設定を変更することなくインストールできると思います。なおこのkenicパッチで変更する設定ファイルのdiffを置いておきますので、興味のある方はご覧ください ^^;

差分ファイル (KeySetting_default.plist.diff.gz)

iOS 8 にするとAirPlayできない問題

この記事の要旨: iOS 8 にしたあとで AirPlay できなくなった場合、iOS デバイス (iPhone, iPad) の電源を一度切って、入れなおしてみましょう。

先日iOS 8がリリースされましたが、iOS 8にするとAirPlayができになくなるという問題が発生しているようです。私の環境でも発生しました。なぜか日本語ではあまり情報がないのですが、英語世界では阿鼻叫喚です。

AirPlayできなくなって阿鼻叫喚の図

問題は大きくわけてふたつあるようで、

  1. Apple TVを使用しているケース
  2. iOS 8にしたiPhoneやiPadからAirMac Express経由でAirPlayできなくなるケース

(1)のケースは、Apple TVのミラーリングのオプションがわかりにくいところに隠れたのが原因のようです。Apple TVのことはよくわかっていませんが ^^; 日本では利用者が少ないので問題になっていないのでしょうか。

(2)のケースが、今回のわたしのケースでもあるのですが、要はコントロールセンターに「AirPlay」のアイコンが出ないという問題です。

赤丸部分が出なくなる

で、今回かなり悩んだのですが、単にiPhone (あるいはiPad) の電源を一度切って、入れなおすと直るようです。

電源切ればいいんだよーって教えてくれた人 [1]

えーほんまかいな、とおもいながら電源をoffしてonしてみたところ、確かに直りました。わかってしまえば、「あ、そうなの?」って感じですが、思いつかないと悩みますよね、これ ^^;;

参考文献

  1. Airplay not connecting on ipad mini after iOS 8 update, Apple Support Communities

zncのlogでISO-2022-JPが文字化け(未解決)

以前の記事でzncをインストールしたのですが、
ふとlogを確認してみようと思ったら、こんな有様でした。

[09:38:45]  B$X!"$X$( ^^;;
[09:40:10]  B$d!<$@!"%m%0$,J8;z2=$1
[09:42:27]  B$3$l$G$I$&$+$J
[09:43:40]  B$3$&$+$J
[09:44:03]  B$J$s$+0c$&46$8$@

歴史的な経緯からか、ふつう日本語でIRCするときは文字コードはISO-2022-JPですが、これが文字化けしているようです。
ちょっとしらべたけど、いまのところ解決策はない模様。だれかなんとかして ^^;

参考文献

  1. znc での日本語会話ログ取得が化ける(未解決)

MacのOS Xでssh公開鍵認証のための鍵を作成する方法

としのせいか ^^; すぐに忘れちゃうのでメモしておきます。ssh-keygenコマンドを使います。

$ ssh-keygen 
Generating public/private rsa key pair.

すると、鍵の保存場所を聞いてくるので、そのままreturnキーを押します。

Enter file in which to save the key (/Users/hogehoge/.ssh/id_rsa): 

次に秘密鍵にアクセスするためのパスフレーズを入力するように言われるので、なにか入力します。これは覚えておかないとダメです。なしにすることもできますが、つけといた方がいいでしょう。2回聞いてくるので同じものを2度入れます。

Enter passphrase (empty for no passphrase): 
Enter same passphrase again:

ということで、鍵ができました。id_rsaが「秘密鍵」でid_rsa.pubが「公開鍵」です。have fun ^^;

Your identification has been saved in /Users/hogehoge/.ssh/id_rsa.
Your public key has been saved in /Users/hogehoge/.ssh/id_rsa.pub.

このワークステーションとプライマリ ドメインとの信頼関係に失敗しました

筆者のところでは、Windows 7をAD環境下で使用しております。たてつづけにそのうちの2台ほどで、ユーザーがログオンできなくなるという現象が発生しました。ログオンしようとすると次のような画面が表示されます。

このワークステーションとプライマリ ドメインとの信頼関係に失敗しました

ユーザーがログオンできなくては、どうにもならないので何とかしなくてはなりませんが、調べたところ次のような対処をすればいいようです[1]。

  1. 新しいローカル管理者アカウントを使用して、コンピューターにログオンします。
  2. [スタート] ボタンをクリックし、[コンピューター] を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
  3. コンピューター名の横にある [設定の変更] をクリックします。
  4. [コンピューター名] タブで、[変更] をクリックします。
  5. [所属するグループ] 見出しの下で、[ワークグループ] を選択し、ワークグループ名を入力して、[OK] をクリックします。
  6. コンピューターを再起動するかどうかを確認するメッセージが表示されたら、[はい] をクリックします。
  7. [コンピューター名] タブで、[変更] をもう一度クリックします。
  8. [所属するグループ] 見出しの下で、[ドメイン] を選択し、ドメイン名を入力します。
  9. [OK] をクリックし、ドメイン内でアクセス許可を持っているユーザーの資格情報を入力します。
  10. コンピューターを再起動するかどうかを確認するメッセージが表示されたら、[はい] をクリックします。
  11. コンピューターを再起動します。

長くてよくわかりませんが ^^; 要は

  1. そのPCローカルの管理者アカウントでログオンする (ドメインのアカウントはログオンできないので) 。
  2. いったんドメインから抜ける。再起動。
  3. ドメインに入り直す。再起動。

ということですね。当たり前と言えば当たり前の対処法です。知りたいのは、「なんで『このワークステーションとプライマリ ドメインとの信頼関係に失敗』するのか」ってことなんですけど、それはわかりません ^^;

とりあえずこれでログオンできるようになったのでよしとします ^^; windowsは難しいっすね…

Reference

  1. “このワークステーションとプライマリ ドメインとの信頼関係に失敗しました” エラーが Windows 7 を搭載しているコンピューターにログオンすると表示される, Microsoft Support

SPAM

emailがSPAMであふれて正常な運用を妨げるようになったのは、20世紀の最後の数年だったと記憶しています。

現在、わたしのgmailのアカウントでは、スパム判定されているのが800件ぐらいあります。30日たつと自動で消去されますから、30日で800件、1日25件程度と言うことになります。一時期は1日200件はSPAMが来ていたので、そのころから比べるとずいぶん減ったと思います。SPAMそのものが減ったのではなくて、怪しいメールはそもそもgmailが受け取らないようにしているようなので、実際にはこれより多いかもしれません。

SPAMの件数

97年ごろの機械学習によるSPAM判定の最初期には、SPAM ASSASSINなどのベイジアンフィルタを自前で運用して避けていましたが、利便性や精度の点で、もはやgmailのスパムよけがないとメールは運用できない感じです。とくに、長く使っているメールアドレスにはSPAMがたくさん来るので、その傾向が強い。googleのスパムよけは強力なんだけど、誤判定が結構あって、メールが紛失するのが難点です。とくに、logwatchや、新聞、Gunosyなどの毎日来るメールがSPAMに落ちていたり、そもそも受信していなかったりします。

Financial Timesのメールがスパムに

というわけで、GoogleにSPAM判定されたメールを顧みることは通常ありませんが、必要なメールがSPAM判定されていないか、たまには確かめたほうがいい感じです。

そのついでにSPAMもたまには見てみると面白いです。たとえばこれ。

SPAMの例

たぶん日本人が書いたメールではないですよね。意味もわかりませんが、少し前に「おまえはMicrosoft Awardに当選したので、手続きをして賞金を受け取れ」というような英文のスパムがはやっていた[1]ので、そのパクリだと思われますが、不完全です。webサイトも書いてありませんし。

ということで、もはやメールは「確実な伝達手段」ではなく、「送っても、高い確率でどこかに消えてなくなる可能性がある」メディアになりました。Googleもemailの再発明をしようとしていましたが[2]なかなかうまくいきませんね。カジュアルな連絡はLINEなどのIMに置き換わりつつある印象があります。ビジネスはまだemailですが、不特定の人から(たとえばどこかで名刺を渡した人から)メールをもらうような場合には、どこかに消えてしまう可能性が高いので要注意です。

参考文献

  1. Scam email received from microsoft award promotion 2011?, Microsoft Community
  2. Google Wave: Google Tries to Reinvent Email