Yosemite の Japanese IM でちゃんとした文字を入力するための用 Kenic Patch

OS X 10.10 Yosemiteがリリースされてしばらくたちましたね。皆様いかがお過ごしでしょうか。
Yosemiteでは「ことえり」はことえりではなく「Japanese IM」という名前になったようです。
ことえりという名前はけっこう歴史のあるものだったので、ちょっと寂しい感じもしますが、まあ中身は同じだからね。

というわけで ^^; Yosemite用のkenicパッチはまだないのーと言われていたのですがやっとできましたのでおしらせします ^^;

「なんだよそのkenicパッチってのは」というかたのために解説いたしますと、これは記号やスペースを「ちゃんとしたほう」の字で打つためのパッチです。
たとえば「{」は日本語を入力中でも変な文字の「{」じゃなくてちゃんとした文字の「{」で打ちたいのですが、デフォルトの状態だと変な方がでちゃいます。
いちいちちゃんとした方の文字(いわゆる半角)にするには、変換するか、いったん日本語入力をオフにする (英語とかに切り替える) 必要があります。
めんどくさいですね。それが、このKenicパッチを当てておくと、日本語を入力中でもちゃんとしたほうの文字が出ます! なんと便利なことでしょうか。

このKenicパッチの対象バージョンはOS X 10.10以降 (Yosemite)です。

インストール手順は以下の通りです。

  1. KenicPatchYosemite.dmgをダウンロードする。
  2. 開くとこうなります。中にある KenicPatch.pkg をダブルクリックします。
  3. インストーラーが起動するので指示に従います。最後に再起動して終了です。

今回はGatekeeperに対応しました。私の開発者IDで署名してありますので、特にセキュリティの設定を変更することなくインストールできると思います。なおこのkenicパッチで変更する設定ファイルのdiffを置いておきますので、興味のある方はご覧ください ^^;

差分ファイル (KeySetting_default.plist.diff.gz)