わけあって、ドライストーンスコアのリストから、適当に抜き出して、
CPUの発売年度(これも適当ですが)でプロットしてみました。
PC系の1チップCPUだけです。グラフはこんな感じ。y軸はドライストーンスコア、
x軸はCPUの発表年です。
グラフだけでもとのデータがなくて申し訳ないんですが、
いまそのデータが手元にない。あとで追加しておきます。
まあ、これだとよくわからないんだけど、対数軸にしてみると、
おお。見事に直線っぽい。そこで近似線を重ねてみた。
グラフ中に書いてありますが、近似の直線によると、おおむね1.6年で2倍の性能になっているようです。
ちなみにムーアの法則は18〜24ヶ月で集積度が2倍になるというやつ。1.6年=19.2ヶ月ですから、おおむね
適合しているかな。おもしろいのは1970年付近で1になること。1970年ってのはなんかすべての始まりの
年なんですかね?
まあいい加減なデータなのでアレなんですが、もし今後もこのペースで性能が向上するとすると、
図3によれば、2030年にはドライストーンのスコアが1兆ドライストーンになります。これはすごい。
グラフの最後のプロットの点が1千万ドライストーンですが、これはG5の2.0GHzです。つまり、
2030年のCPUは、G5 2.0GHzの10万倍の速さになる。かもしれない。
10万倍といわれてもイマイチピンときませんね。でも2030年ってもうすぐそこです。
というわけで、G5の10万倍速いCPUができたら一体どういうことが出来るのか、
または一体どういうことを
やりたいか、いまのうちから考えといたほうがいいですね。みなさんはなにをやってみたいですか?
参考文献