先日のオートサロンにお供したクエート人のお客がもってきたお菓子のお裾分けにあずかりました。これです。
直径21cm、高さ13cmの巨大な円筒形です。重さは3.2kgもある! お菓子とは思えない重さ。包み紙をはいでみるとこんなかんじ。
妻の家にはヨルダン人の知り合いがいたらしく、そのひとがもってくるお菓子はよくこんな感じだったようです。トルコのお菓子とも似ていますね。トルコにいたときはさんざん食ったので、なんか食うまでもなく味が想像可能なのだが…こういうのはトルコ語では「バクラヴァ(Baklava)」といいます。
包み紙にはアラビア文字が書いてある。なんてかいてあるのかわからないけど。
そして、ワクワクの缶の中味は!
なんか猛烈にぎっしりつまっています。コワイ! すこし皿に取り出してみるとこんな感じ。
一層の半分でこの量です。缶のなかで4層をなしていると思われるので、ぜんぶでこの8倍あります。食いきれるだろうか…
味はなんというか想像のとおりですが、油で揚げたようなパイ皮のようなうすい繊細な生地にシラップがしみ込ませてあります。シラップは蜂蜜のようにドローとしていますが、蜂蜜ではなく、高濃度に濃縮した砂糖水だと思われます。それにナッツやらが包んであります。トルコのはとにかく猛烈にあまく、噛むと歯にしみそうなぐらいでこわいのですが、これはあまり甘くないね。期待はずれというかなんというか。 ^^;; 味は、ひかえめの甘い味と、ナッツの風味と、あとはなんのアブラだろうなあ、皮を層にするときかあげるときに使った油の味がします。太りそう! こんだけあると、だれかにあげなくちゃとてもうちでは消費しきれないわ ^^;;
で、flickrで検索したら、同じ名前のクエートのお店を発見しました。
たぶんこのお店で買ってきたやつなんでしょうね。なんかお店の写真の方がうまそうにみえるのだが…気のせいか。気のせいだね。そうだそうだ。
参考文献[1]をみるとアラビア語でも「バクラヴァ」とか「バクラワ」とかいうらしい。もとはトルコが起源なのかな?
参考文献