cut on tire

岩田でございます。お世話になっております。

自転車の掃除がてら、タイヤの踏面のチェックをしていたんですけど、後輪にスパッしたカットを発見しました。

ナイフで切ったかのような鋭利な切り口なんですけど、まあ、ナイフではないでしょうね。路面との摩擦でできたと思われます。心当たりとしては、これを発見した前の日の晩に、某大学のキャンパスを東西に貫く道路を走っていて、大学生の乗る自転車と交錯しそうになった時に、ブレーキをかけて後輪をロックさせました。それかな。

iOS 12の新アプリ「measure」で計測すると、7cmぐらいですね。まあ、どうしようかなと思いまして。最悪、交換が必要になるのかな? と考えて、一応新品のタイヤを用意して見ました。ジャーン。こちら。

いまついてるグラベルキングのブロックタイヤ版のGravelking SKにしました。丈夫そうだし、カットにも強そうです。私のEscape R3は通勤自転車なので、そんなにスピード出しませんし。歩道に登ったり降りたりも多いですから、これで良さそう。でもレビューを見ると、そんなに転がり抵抗は大きくないみたいです。

すぐに交換してもいいんですけど、まだ使えそうならもったいない ^^;; なあと思いまして、タイヤの構造を調べて見ました。


(出典: https://www.panaracer.com/lineup/gravel.html)

これを見ると、トレッド面のコンパウンドの下に耐パンクケーシングがあって、その下にカーカスがある構造みたいです。すると、この程度の傷では、耐パンクケーシングまでは損傷していないのではないかと想像しました。自転車のチューブは空気圧が高いので (自動車用のタイヤが230kpa程度なのに対して、自転車用は700kpaとか) タイヤがダメになったらチューブがはみ出てきたり、きれいなドーナツ形状を保てなくてデコボコしたり、あるいは一気にパンクすることが多いみたいです。

というわけで、急いでタイヤを交換することはせず (4000円近くしますし ^^;) とりあえず様子を見ることにします。しかし、そうは言ってもここから傷が広がると嫌なので、接着剤で埋めておくことにします。私の愛用するスーパーXでこうしてみました。

塗布して20時間ぐらい経過した様子です。そして、

24kmぐらい走行するとこうなりました。走行中、特にガタガタすることもなく、いい感じです。ちなみにスーパーXはかわいいチンアナゴを作ることもできます。

一家にひとつ、スーパーX。便利です ^^;