尾道ラーメン桃竹

今日はおかやまのたべものブログの方に書こうと思って、児島にあるラーメン桃竹に行ってきました。尾道ラーメンらしいです。たいへんうまい。らしいです。尾道ラーメンてよくきくけど、岡山ではあまり見かけませんね。(比較的)近いのにねえ。岡山のひとあんまり、外食しないからね…

というわけで、岡山ICから高速道路を使って、児島までやってきました。40kmぐらいかな。ちょっと遠い。ラーメン桃竹、ここだ!

ramen momotake

写真1. ラーメン桃竹

お店の裏側はすぐ海です。ボートがたくさんとまってる。ステキ。

尾道ラーメン桃竹

写真2. お店の裏にはボート

たんたんたぬきの信楽焼がお出迎えです。これねー、わたしの祖母の家に結構でかいのがあって、こどものころちょっとこわかったんです。祖母の家は知多半島にあるので信楽じゃなくて常滑かもしれません。このたぬきのなにがこわいって、この、シンボルマークのでっかいキャンタマもさることながら、歯がね、けっこうムキッってしてるのよねこれ。かみつかれる! わけないけど。そういえばこの信楽焼のタヌキもおかやまではあまりみない気がするね。ではさっそく、おなかもすいたことだし、いただきましょう!

ramen momotake

写真3. お店の入り口と信楽焼のたぬき

あれ、よくみると扉になんか書いてあるような…?

momotake

写真4. 腰痛のためお休み

えええええええー

しょうがないので近所の天満屋ハピーマートでこんなのたべました…

DOM DOM BURGER

写真5. ドムドムバーガーとたこ焼き

写真はふたり分です。 いくらわたくしでも、いちどにこんなにたくさんはたべられませんよっ。このたこ焼きはまあまあおいしかったです。8個で450円。ドムドムバーガーはフィリピン人?のおねえさんが働いててよかったです。コーヒーもおかわり自由だしね。煮詰まってたけどね。煮詰まってたのに、3杯も飲んでしまった。

ご飯を食べたあとは、しばらく海を眺めて過ごしました。せっかく海まできたので。

the middle aged man and the sea

写真6. 中年と海

というわけで、お店のひとの腰痛がなおる2、3週間後に再挑戦します! かも! 腰痛に効く体操おしえてさしあげますよー。

参考文献

  1. 桃竹ラーメンのページ

暦の変更の弊害は日本人の心をむしばんでいる!

一年の計は元旦にあり。皆さんあけましておめでとうございます。などといいますと「はっ?」「いまごろですか」などという反応がしばしばかえってまいります。今日は2月でしょう? いえ、今日は太陰太陽暦で元旦ですね。太陽太陰暦は「旧暦」その正月は「旧正月」などと俗称され、なんだか「ふるいもの」「いまだにつかっているのか」みたいな汚名をきせられていますが、別に古いわけではありません。単に今使っている暦と違うだけのことですね。

なんでこの「旧暦」の「旧正月」とやらをもちだすのか、それにはわけがあります。べつに、中国通ぶってるとか、沖縄が好きとか、ベトナムに愛人がいるとか、タイの美人にもてたいとか、そういうことじゃないんですよ。いいですか。

new year

写真1. こよみ変更前の正月(明治3年)

明治の初めごろ、日本は太陰太陽暦から太陽暦へと使用するこよみを変えました。そのこと自体の是非はまあよいでしょう。しかし、それと同時に季節の行事も太陽暦にうつしてしまったのです。たとえば正月は太陽太陰暦でいう1月1日から、11月後半に移動しました。移したのなら、あたらしく「正月」の意味を定義しなおせばいいのですが、正月の日付はかえられても、習慣はなかなか変えられません。おかげで11月の後半にもかかわらず「あけましておめでとう」はまだともかく、「迎春」「新春」などとやっているのです。太陽太陰暦の11月後半、太陽暦の1月1日が「新春」などといわれても、「春? どこが?」てなもんですよね。みなさんも疑問に思われたことがあるのではないかと思います。しかしそれが現在使用している太陽暦でいう2月初旬のことであるといわれれば、ああたしかに「正月」というのは「新春」だなあ、と納得されるのではないでしょうか。

またほかにも歴史的な日付すら、暦の変更に伴って日付を移動しています。たとえば赤穂浪士の討ち入りの日ですが、12月14日の夜ということになっていますね。しかしそれは太陽太陰暦でいう12月14日であって、太陽暦の12月14日ではないのです。太陽暦で言うと1703年1月30日のことでした。当時の感覚では14日の夜のことですが、当時は新しい日は朝から始まると思われていたので、今で言うと1月31日の朝4時のことです。皆さんご存じのとおり、冷え込みの厳しい明け方に吉良の屋敷に押し入ったわけですが、それを現在の12月14日に当てはめてもよくわかりません。「いまとちがってむかしはさむかったんだねえ」などととぼけた感想を述べる人まで出る始末です。しかし、1月31日の朝だとおもうと、なるほど寒さも一番厳しい時期ですし、赤穂浪士のきもちがすこしはわかろうというものではないでしょうか。

仮名手本忠臣蔵十一段一覧

図2. 忠臣蔵

ほかにも、毎年のように年内に雪が降らず「暖冬だ」などと騒いでいますが、これも暦の変更にともなう季節感のずれが原因じゃないかとわたくしは疑っております。

ようするに、暦を変更したことが原因で日本人のこよみ感覚がおかしくなっているのです。ふるくからの出来事や季節の行事は太陽太陰暦に基づく日付で解釈してこそ、ただしい季節感が感じられるのです。これはたんに季節感の問題にとどまらず、日本の社会全体に悪影響を及ぼしているのです。たとえば、「コーヒーはブラックがいいんだよ」とか「ココアには砂糖を入れない方がいい」といったような、「まずいものを飲むのが通だぜ」というたぐいのやせがまん。これは江戸から文化を発信するようになった以降のわるい習慣のような気もしますが、春でもなく、ただただ寒いだけにもかかわらず「迎春」「新春」などと称する、その日本全土を覆っている欺瞞性が「まずいものをうまい顔して飲むのが通だぜ」のような通人ぶったアホの半可通の蔓延の一助となっているのです。

lavazza

写真3. コーヒーは砂糖入りの方がうまいに決まってるのだ

さあみなさん、一年の計は元旦にあり、今日から正しい季節感を実感して楽しく実のある人生を送ろうではありませんか。クソ寒いのに「新春」だの、砂糖を入れないココアがいいんだよ、などというのはボケです。暖かくなってこそ「新春」ですし、ココアもコーヒーも砂糖を入れたほうがうまいに決まっているのです。そして、人生はもちろん、楽しい方がいいですよね。正しいこよみに基づく、正しい季節感を実践すれば人生は楽しくなります。間違いない!

サッカータイ代表のピシットポンさん

なんか、昨日サッカーの試合があって、MFのピシットポンさんが途中出場したらしいです。こんなひと。

pichitpong choeichiu

写真1. Mr. Phichitpong Choeichiu

なんかけっこうかわいい顔してますねえ。タイ国内ではクルンタイ銀行の所属みたいです。わたしはみてなかったのでどんなプレーぶりだったのか知りません。それより、なんかこの名前が面白いらしい。わたしはよくわからないけど、少なくとも沖縄的にはなんかツボにはまるそうだ。とくに意味はないけど。ピシーッとしてポン! みたいな? ^^;

フルネームは日本語ではピシットポン・チェイチュー、ローマンアルファベット表記ではPhichitpong choeichiu、タイ語だとพิชิตพงษ์ เฉยฉิวと書くようです。日本語表記との対応を取るとするならば「พิ」=ピ、「ชิต」=シット、「พงษ์」=ポンですね。真ん中のは日本語では「ピシット」だけど、「ช」は象さんの「チャーン」の「ช」ですから、むしろ「ピチットポン」ではないだろうか? バンコクっ子は「チ」が弱く発音されて「シ」みたいに聞こえることが多いのでピシットポンになってるのかな。ちょっとなまり気味だね。

タイ人の名前は「名、姓」の順番なので「ピシットポン」が名前、「チェイチュー」が姓ですね。タイ人の本名はけっこう日本人には面白く聞こえるのが多いです。わたしの知り合いには「ゴチャパン」さんというひとがいます。女性で、下の名前が(上だけど)ゴチャパン。もし日本人の山田さんと結婚したら山田ゴチャパン。あと、姓は長いのが多いです。なんで長いかというと、日本と同じようにそのむかし制度を近代化したときに国民全員に姓をつけたらしいのですが、そのときに他の人と重なるのを避けて「木村」「木村山」「木村山田」「木村山田谷」「木村山田谷坂」「木村山田谷坂川」というように、いろいろくっつけてバリエーションを作ったらしいです。ほんまかいな。

あとタイ人は名前が長いせいか、ふだんは「チューレン」といってあだ名で呼び合っています。名前の一部からとることもあるし、ぜんぜんかんけいないチューレンがついていることもある。よくあるのは「nok」(ことり)「jib」(ことりがちゅんの「ちゅん」)「kem」(しおからい..?)「aom」(?)「beam」(ビビビ..?)「pim」(??)とかそういう一音節のものです。ピシットポンさんのちゅーれんは「โต้ง」(tong, トン)らしいです。かなり長い知り合いでもチューレンは知ってるけど、本名は知らないとか言う事態もしばしば…

というわけで、今後もますます発展するタイサッカーに注目していきたい! かように思うわけであります。

アドセンスにスクロール矢印?

何気なくみていたら、広告に矢印がついてました。

is this scroll arrows?

図1. スクロール用矢印?

なんだこれは? とおもってしらべたら、去年の12月ぐらいから出はじめてるみたいですね(参考文献[1])。想像通り、スクロールして表示されている以外の広告もみられるようです。

しかし、こんなの押して隠れてる広告をみるひとなんて、いないんじゃないの? ^^; なんのためにあるんでしょうね、これ。

参考文献

  1. AdSenseの広告枠にスクロールボタン, SEO32, 2007

筆記具: Bicボールペン「オレンジ」の青 1.0mmを使うと仕事の効率があがります

子供の頃、筆記具は鉛筆でした。小学校高学年になったあたりでシャープペンになりましたが、あいかわらず書いたものを消しゴムで消せるというのは、筆記具を選ぶ際にかかすことのできない条件だと思っていました。その頃通っていた近所の学習塾で、先生をしていた大学生の筆箱を覗くと、なんとシャープペンも鉛筆も消しゴムもなく、ボールペンのみ。へーっ、大人って、ボールペンだけでいいんだ! などと感心したものです。

そんなわたしも大学生が子供にみえる歳になり、すっかり普段持ち歩く筆記具はボールペンのみです。大人は試験を受けるようなことがないから、書いたものを消す必要がなく、鉛筆も必要ないのかなと思いますが、それはともかく、いろいろなボールペンをためしたけれども、いちばん使い心地がいいのがこれ。Bicの「オレンジ」。

Bic

写真1. Bicオレンジ

定番中の定番、世界で初めて量産されたボールペンがこれらしいですが、最初のものがいまだに一番書き心地がいいというのもすこしおかしい感じがしますね。ボールペンにかぎらず筆記具を使っていて、イライラするというか、しらずしらずのうちにストレスになるのが、ペン先が紙に引っかかること。1回や2回ではおわりませんから、しばらく書いていると何度も何度も引っかかることになる。これはたいへんなストレスです。これは、ボールペンだとペン先が細いとなりやすいですね。

ペン先が滑らかに紙の上を走るようにするには、ペン先を太めのものにすればいいのです。しかし、そうするとこんどは違う問題が出てきます。そう、あのあたまにくるインクのボタ落ち。書きはじめやなんかにボールのところにインクが固まっていて、書き始めると、インクが「ぼたっ」とおちる。しかもその上を手でこすっちゃったりしてびゃーっとよごれが広がる! でも、Bicのはこれがない。ぜんぜんぼたっとでません。ふしぎですね。インクがいいのかな?

Bicオレンジのペン先は0.5mm、0.7mm、 1.0mmですが、1.0mmが一番いいです。0.7はすこし引っかかる感じ。0.5はダメです。ペン先がカリカリする。ただ、1.0mmだとローマンアルファベットとくらべて込み入った文字を書かなくてはいけない日本人にはちょっときついかもしれません。わたしはあまり細かい字は書かないようにしています。まあ、筆と墨で書く場合とくらべれば、ずいぶん細かい字を書くことができますね。っていつの時代だ…

Bic Orange

写真2. 0.7mm(上)と1.0mm(下)

色は黒、青、赤の3色ですが、黒は色がイマイチなので、わたしは主に青を使っています。この青がまたいい色なのよね。青すぎず、黒すぎず、いいかんじの青色。あとはときどき赤をつかうぐらいかな。赤はそういい色でもないです。 そんなわけでたいてい青と赤の2本を持ち歩いているので、できれば2色1軸のやつで青赤の組み合わせのがあるといいのだが、これが日本では売っていない。製品ラインナップにはあるんですよ。日本では売ってないだけ。なんで? 青赤鉛筆とかは普通に売られてるんだし、需要はあると思うのだが…まあ、オレンジ2本の方が見た目がおしゃれでいいけどね。

というわけで、かき心地もよく、みためもよく、おねだんもやすいと三拍子そろったこのBicのオレンジですが、気を許すと中国製が混ざってきます。 写真1.でいうと真ん中の青3本がフランス製。両側の赤黒2本づつが中国製です。

よく見て欲しいのですが、「Bic Medium 1.0mm」なとかいてあるつづきに「France」と黒文字で 書いてあるのがフランス製、書いてないのが中国です。
中国製のは、「Bic Medium 1.0mm」などとかいてある面とは違うところにずらして、
しかもオケツの方(軸のペン先と反対側のほう)にインクの載っていない文字で
「CHINA」と目立たないように書いてある。 ちょっとこそくなかんじ。

まあ生産地がどこだろうと、おなじものならば問題ないのですが、しかしこれが品質にも差があるようで、CHINAの方がペン先が紙に引っかかりやすい。気がする。気のせいかと思って、ブラインドテストしてみたけど、やっぱりフランスのがなめらかな感触でした。

というわけで、Bicオレンジを買うときはよくみてかわないとだめ。値段は、普通の小売店では中国製だから安いということはないみたいです。このへんだと案外売ってるところが少ないのが難点だなあ…100円ショップをのぞくと2本100円で売られていたりしますが、たいてい中国製だし、黒の0.7mmしかなかったりする。こまるねえ。

参考文献

  1. Bic World Japan: 文具

iPod touchを1.1.3にしたら1.1.1にもどれなくなった!

先日の1.1.3 Jailbreakにかいたとおり、install.shのなかをみて手動でrootfsのイメージを作ってみました。で、iPhucでファイルシステムを書こうとしたらかけない。あれっ、とおもったが、まあもう一度1.1.1にもどして、tiffexploitからやればいいかなー。じゃあまあ、そのまえに一度1.1.3にしてみよう。

なんておもったのが、うんのつきだったか、一度1.1.3にしてみたiPod touchをひととおりいじってみて、ふーん、ということで、また1.1.1にもどそうと思い、iTunes立ち上げてiPod touchとMacをケーブルで接続した状態からスリープボタン+ホームボタンながおし。ふつうにiPod touchをリストアモードにしました。で、いつものように(?)opt+レストアボタンクリックで1.1.1のファームウェアを選択してリストア開始。ところが!

I can't restore my iPod touch to firmware 1.1.1 anymore

図1. cannot be restored!

こんな表示が出て1.1.1に戻らない! 1.1.2もだめ! 1.1.3ならOK。どういうことだー。Mac OS X 10.4.11、iTunes 7.6です。こまった…どうしよ? ^^;

iPod touch 1.1.3のjailbreakが可能に!

iPhone/iPod touchの1.1.3がでてしばらくたちますが、参考文献[1]によると、ついにjailbreakが可能になったようです。詳しくはJailbreak-1.1.3.tar.gzをダウンロードしてお試しください。私はいま手順をみているところです。参考文献[2]も参考にするといいかも。

参考文献

  1. Dev Team’s 1.1.3 jailbreak for iPhone / iPod touch now available, engadget, 2008
  2. Leaked 1.1.3 Jailbreak, George’s Blog, 2008

08.1.28追記

install.shをみるとほとんどたいしたことはしてなくて、

  1. 1.1.3ファームウェアの取得、復号、マウント
  2. fstabの変更、Install.appのコピー
  3. 変更した1.1.3ファームウェアを現行のファームウェアに上書きコピー

ぐらいのようです。いつの間にかファームウェアを復号するためのキーが発見されていたんですね。
よく考えればファームウェアが復号できないから苦労していたのであって、キーがわかってればなんてことないような…?
install.shではほかに/binを全部コピーしたりとなんかイマイチな部分もあるので、あとで手順をまとめてみたいとおもいます。

アラブのお菓子「バクラヴァ」

先日のオートサロンにお供したクエート人のお客がもってきたお菓子のお裾分けにあずかりました。これです。

arabian cookie

写真1. アラブのお菓子

直径21cm、高さ13cmの巨大な円筒形です。重さは3.2kgもある! お菓子とは思えない重さ。包み紙をはいでみるとこんなかんじ。

3.2 kg of sweets

写真2. 缶

妻の家にはヨルダン人の知り合いがいたらしく、そのひとがもってくるお菓子はよくこんな感じだったようです。トルコのお菓子とも似ていますね。トルコにいたときはさんざん食ったので、なんか食うまでもなく味が想像可能なのだが…こういうのはトルコ語では「バクラヴァ(Baklava)」といいます。

包み紙にはアラビア文字が書いてある。なんてかいてあるのかわからないけど。

Bohsali

写真3. 包み紙

そして、ワクワクの缶の中味は!

arabian cookie

写真4. 中味

なんか猛烈にぎっしりつまっています。コワイ! すこし皿に取り出してみるとこんな感じ。

arabian cookie

写真5. ごく一部

一層の半分でこの量です。缶のなかで4層をなしていると思われるので、ぜんぶでこの8倍あります。食いきれるだろうか…

味はなんというか想像のとおりですが、油で揚げたようなパイ皮のようなうすい繊細な生地にシラップがしみ込ませてあります。シラップは蜂蜜のようにドローとしていますが、蜂蜜ではなく、高濃度に濃縮した砂糖水だと思われます。それにナッツやらが包んであります。トルコのはとにかく猛烈にあまく、噛むと歯にしみそうなぐらいでこわいのですが、これはあまり甘くないね。期待はずれというかなんというか。 ^^;; 味は、ひかえめの甘い味と、ナッツの風味と、あとはなんのアブラだろうなあ、皮を層にするときかあげるときに使った油の味がします。太りそう! こんだけあると、だれかにあげなくちゃとてもうちでは消費しきれないわ ^^;;

で、flickrで検索したら、同じ名前のクエートのお店を発見しました。

Bohsali Sweets

写真6. Bohsali in Kuwait

たぶんこのお店で買ってきたやつなんでしょうね。なんかお店の写真の方がうまそうにみえるのだが…気のせいか。気のせいだね。そうだそうだ。

参考文献[1]をみるとアラビア語でも「バクラヴァ」とか「バクラワ」とかいうらしい。もとはトルコが起源なのかな?

参考文献

  1. アラブ人も大好き、おやつの時間!

たいへんお行儀の悪いMJ12botとは?

先日のエントリ「さくらのレンタルサーバーで503」で掲載したグラフで、急にアクセスが多くなっているところがあります。再掲しますと、下記のグラフです。

a traffic cused by majestic 12 virus

図1. 1月15日に妙なピークが

ログを確認すると、「MJ12bot/v1.0.8 (http://majestic12.co.uk/bot.php?+)」というボットが15日に15070 Hitsしてきています。朝の9時にアクセスし始めて、夜の9時に終わっていますから12時間で15000Hitsです。15000/12/60=20、つまり1分間に20Hits、3秒に1リクエストです。すごすぎ。

http://majestic12.co.uk/をみると、majestic12はSETI@homeの技術を応用した分散コンピューティングによる検索エンジンらしくて、 いろんなチームが処理結果を競っています。それでめちゃくちゃアクセスしてくるのかー、とおもったのですが…majestic12のbotの説明書をみてみると、

Fake MJ12bot v1.0.8 (virus based botnet)

どうも去年の10月ぐらいから、ウイルスによって拡大するニセモノのMJ12botが跋扈しているようで ^^;; ちなみにホンモノのボットの最新版はv1.2.1らしいです。majestic12のなかのひともたいへんですね。よくよく調べてみると、ホンモノのMJ12bot (v1.2.1でした)もときどきアクセスにきているようです。そっちは大変お行儀がよく、4, 5ページクロールしたらすぐいなくなってるようでした。

今回やってきたウイルスのにせMJ12botは、なにもしなくても12時間ちょっとでいなくなりましたが、とりあえずブロックしておきました。ブロックの方法は「.htaccess」に下記のように書きます。

order allow,deny
allow from all
# reject fake mj12
SetEnvIfNoCase User-Agent "^MJ12bot/v?1.[01].[0-9]{1,2}" block
Deny from env=block

まあ、こんかいの503病はこれが原因ではなさそうですが、みょーなのがやってきて遅くなったらいやだしね。

参考文献

  1. MJ12bot, Majestic 12 Distributed Search Engine, 2007

さくらのレンタルサーバで503 Service Temporarily Unavailableが出る謎

さくらのレンタルサーバのスタンダードを借りているのですが、2、3日前から503 Service Temporarily Unavailableがでるようになりました。phpのみで、ふつうのhtmlはOK。URLでphpを直接指定すると503で、URLでディレクトリを指定してphpを参照すると403 Forbiddenになっちゃいます。

503.jpg

図1. 503 Service Temporarily Unavailable

performancepartscentral.comってのがさくらの上で動いているドメインです。これをみたとき、なにがおこったのかさっぱりわからず、てっきりサーバが壊れたのかと思ってさくらに問合せをしたところ、下記のようなお返事をいただきました。

「503 Service Temporarily Unavailable」というエラーメッセージは、
一時的にウェブアクセスが集中している、もしくは、お客さまにて設置
されているCGIプログラムが誤作動を起こしている場合において表示され
ます。

▼ オンラインマニュアル エラーメッセージ集
http://support.sakura.ad.jp/support/manual/rs/errmsg_web.shtml#503

弊社「さくらのレンタルサーバ」サービスは1台のサーバを複数のお客様と
共有して使用いただく、いわゆる”共用サーバ”となります。
そのため、1人のお客様がサーバの性能を使い果たし、サーバの負荷に
よって他のお客様へご迷惑をおかけすることのないよう様々な制限が
設けられております。

お客様のサーバを確認いたしましたところ、お客様のアカウントに対して
CGIやPHPによるアクセス制限が設けられておりました。今回こちらの制限の
緩和を行なわせていただきました。
しかしながら、今後同様にサーバに許容範囲を超える過負荷等が発生しま
した場合、再度制限が設けられる可能性がございますのでご注意ください
ますようお願いいたします。

なお、これらの制限につきましてはサーバへの負荷がかかる状態を確認
すると制限を掛かり、負荷が緩和されると制限を解除いたします。
弊社にて定めている具体的なしきい値につきましては時流により変動いた
しますため、申し訳ございませんが
公表させていただいておりません。あらかじめご了承ください。

要するに具体的な制限値があるわけではなく、「負荷が掛かる状態」を確認すると制限がかかるということらしいです。
つまり、わたしが動かしているサイトのどれかが負荷をかけたので、503の規制がかかったということですね。
でも、10月や11月とくらべると、わたしのサイトへのアクセスは激減しているはずなのに、10月や11月には503にならず、
1月に急に503になるのはおかしい気がします。そこで、 アクセス数と503の回数をグラフにしてみました。

hits-503.jpg

図2. 1日あたりの503の回数とhit数

ログを見ると1月8日の夜23時ごろから規制がはじまってます。でもねえ、グラフにしてみるとはっきりわかるとおり、
やっぱり10月とくらべるとだんぜんアクセス数も少ないし、規制がはじまったときの
絶対的な値もいちにち2000ヒットや4000ヒットですよ? なにがきっかけで規制がはじまったのかちっともわからん…

今回の件があるまでぜんぜんしらなかったけど、さくらは「503」になることがよくあるらしいですね。それで文句が
よく出ているようですが、なんか、503規制をはじめるアルゴリズムがダサイのが文句が出る原因じゃないかって気がしてきた。
ちゃんと理解可能な理由で503規制がはじまれば、ユーザー側で対策もとれるし文句はでないのでは….?

この件は、またあとでさくらに問合せしてみるかも。

参考文献

  1. 共有さくら鯖の503の謎, またたび.ws, 2005
  2. さくら(sakura)インターネットの503 Service Temporarily Unavailableについて, 時事ネタに釣られるブログ, 2007