音名と階名と固定ドと移動ド

2chを超える日本最大の釣り堀との呼び声も高い「発言小町」ですが、今日はこんなの見つけた。ト長のソはド?。曰く、「子供の頃ピアノを習っていた時に、ト長の曲が出てきたところで先生から「ト長だと思わないで、最初から最後までソをドと読めばいい」と言われましたが、どうしてもそれが出来ずに、結局やめてしまいました」。ドを音名でいうCに固定するか(固定ド)、その調の主音に移動するか(移動ド)ってことなんですが、回答(?)の方もおおむね「固定ド派」が多いかんじ。えーっ、とおもってwikipediaをみたら、「階名で歌うことを階名唱法と呼び、また、ドが音名に対して移動するので移動ド唱法と呼ぶことがある。これに対して、音名で歌うことを音名唱法、固定ド唱法と呼ぶ。移動ドと固定ドのどちらが有利であるかという議論は古くからあり、決着を見ることがないが、移動ドの方が理論的であると言われながら、実際には固定ドの方が多く使われているのが現状である。おおざっぱに言って歌唱には移動ドが、楽器演奏には固定ドが適しているようである」(階名(wikipedia))とのこと。

私は音楽教育は学校でしか受けたことありませんが、たとえば「さいたさいたちゅーりっぷのはなが」とうたう時、だれでも、C majorでうたおうが、D majorでうたおうが同じ「ドレミ、ドレミ、ソミレドレミレ」という感覚でうたえますよねえ…これができないってちょっと考えにくいのだが。これができないってことは、C majorでは「ドレミドレミ」だったのが、D majorでは「レミファ#、レミファ#」と読み替えないとうたえないってことですよ。可能???

関係ないかもしれないが、どこかで、アメリカではいきなり楽器の演奏の方法を教えますね。ヨーロッパではちがいます。まずは音楽を教えます。音楽はすべての楽器のベースです。音楽を教えるにはまずソルフェージュからはじめるのが良いのです。というのを読んだことがあります。歌を歌うまえにピアノを習うと「移動ド」が出来ない、ってことになるのかも…?


中国製楽器

中国製楽器について調べたので、忘れないうちにメモ。主にクラリネットについて。
よくあるのは以下の5つ。

  • Kaerntner(ケルントナー)–キョーリツコーポレーション
  • Heinrich(ヘインリッチ)–キョーリツコーポレーション
  • J.Michael(ジェー・マイケル)–キクタニミュージック
  • Maxtone(マックストーン)–ホスコ
  • Selection(セレクション)–マックコーポレーション

クラリネットに関してはどれもダメみたいだ。音痴らしい。


「ねこふんじゃった」の謎

「ねこふんじゃった」といえば音楽界の裏街道を行く超大物[1]であるわけだが、裏街道というだけあってその来歴はよくわかっていない。[1]では「戦後の関東地方」に伝わったのが日本でのはじめだろうとあるが、疑問。うちのおばあちゃんは戦前の関西でおなじ曲を「たこすっちゃんちゃん」という歌詞で演奏していたそうだ。「そんな曲ひいてはいけません!」とピアノの先生におこられたのはおなじのようです。

    参考文献

  1. 『猫踏んじゃった』 のミステリー 音楽界の裏街道を行く超大物